2008年4月13日日曜日

カラマーゾフの兄弟

今日はぐずついたお天気の一日。こんな日は読書にかぎります。金曜日に買ったドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」に没頭しています。古典なんだけど、亀山郁夫さんという東京外国語大学長が新訳された本で、とっても面白い。ドストエフスキーといえば、1821~1881年ロシアの作家なんですよね。
その本が、今この時代に読んでも、心に響いてくるからすごいと思う。始めに書店で見たときには5冊もあるので、ちょっと悩みました。読めるかなって。しかも古典だし。書店の方の勧めでとりあえず「1」だけ買って読んでみることにした。登場人物が、あ~こんな人いるなって人を極端なまでにその性質を誇張して描いていて、わかりやすい。ロシア正教会の長老の話などは、ちょっとドキッとさせられるものもある。病んでる心、犯罪の多い今この時代に不思議とマッチしていると思う。登場人物のなかで、私に最も近いのはだれだろう?などと思いながらハイスピードで読んでいます。
今朝、コーヒー豆を買いに出かけた際に(まだ「1」は読み終わってないんだけど)「2」を買ってきました。これはもう全巻読むしかないでしょう。今はもう「2」に入りました。
どうやら翻訳者のあとがきにこれから事件が起こり犯人探しのミステリーになるらしいんだけど、犯罪の起こっていない今この時点でも、これほどまでに人間の魂の謎を解き明かしている本は今まで読んだことがないと思っている。

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